治療の為の大麻
治療の為の大麻

治療目的の大麻利用がオピオイドの使用、過剰摂取のリスクを減少させる!

オンラインジャーナルPLOS ONEで最近発表されたカナダの研究によると、痛みを和らげるために大麻を使用する違法薬物使用者は、オピオイドの過剰摂取を経験したり、ヘロインを使用したりする可能性が低くなることが示されています。

ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の薬物使用に関するBCセンター(BCCSU)の研究者は、バンクーバーで2016年から2018年の間に大麻の使用を報告した約900人の違法薬物ユーザーにインタビューしました。

インタビューの中で大麻を使用する理由を尋ねた結果(痛みを和らげるため、睡眠を改善するため、吐き気に対処するため、またはレクリエーション目的など)、ほとんどの人が医療、治療目的で大麻を使用したと述べました。

「私たちの研究では、治療するために大麻を使用する人がどんどん増えています。」と、著者のステファニーレイクは述べています。「参加者の数人は、大麻を治療目的で使用すると、違法なオピオイドの使用減少、または過剰摂取のリスクを減少することもわかっています。」

痛みを和らげるために大麻を使用していた参加者は、オピオイドの過剰摂取とヘロインを注射する頻度が低くなりました。BCCSUは以前の調査で、過剰摂取のリスクがある多くの人たち、特に痛みを抱えて生活している人たちが、違法なオピオイドへの依存を減らすために大麻を使用している可能性があることを発見しました。

「大麻を使用する動機に関連する膨大なエビデンスは、治療目的で大麻を利用できる環境が改善されれば、不法なオピオイド使用に関連する過剰摂取のリスクを減らすのに役立つ可能性があることを強く示唆しています。」と、BCCSUの研究者であるミルロイ博士は述べています。

バンクーバーは、違法なフェンタニル、ヘロイン、および他のストリートドラッグを含む過剰摂取の波に見舞われた最初の北アメリカの主要都市でした。公衆衛生上の緊急事態が2016年にブリティッシュコロンビアで宣言されました。それ以来、バンクーバーは、違法薬物ユーザーに処方オピオイドと処方ヘロインの「安全な供給」を提供するなど、中毒に対処する新しい方法の一種の実験室になりました。

「カナダ全体や私たちのコミュニティ、また米国の多くの人々は、不十分で不適切に管理された慢性的な痛みが原因で、強力なオピオイド類似体で汚染された規制されていない違法なオピオイドの供給に繋がり、最終的にオピオイド過剰摂取危機を引き起こした経験をしています。また、我々の発見は大麻のオピオイドを節約する効果を示しているかもしれません。オピオイドの代替品になるのは難しいが、鎮痛に必要なオピオイドの投与量または頻度は、大麻の使用により減少します。」と研究者たちは結論付けました。

 

References: Pain News Networkなど / written by Pat Anson

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