バージニア州の知事が、大麻の所持を非犯罪化とする法案を承認したと4月12日の日曜日に発表しました。
この法案の成立により、バージニア州は大麻を非犯罪化する27番目の州になり、2020年に初めて非犯罪化を行う州となります。
現在の法のバージニア州の法律では、大麻の少量所持は最高約5万4000円(500ドル)の罰金、30日以下の懲役と前科がついてしまいます。
しかし、新しい法律では最大28グラム(1オンス)の大麻を所持していても、25ドルの罰金を科せられるだけとなり、懲役にもならず、犯罪歴にも残らないようになりました。
この法案は、3月に議会によって可決され、知事の下に送られていました。
コロナウイルスの影響により公で署名式を行わず、法案SB 2およびHB 972を承認となりましたが、ラルフノーサム知事は、1月に州の演説で政策変更を求めるなど、一貫して非犯罪化への支持を表明していました。
改革の支持者はより広範囲の改革を推進していますが、多くの人は、この進歩が大麻合法化の準備を整えるために必要なステップだと見ています。
ノーサム知事は、この非犯罪化法の一部を改正することを議会に提案しましたが、合法化に関する調査の期日は今年の11月30日から2021年11月30日まで延期としました。
そのため、この法案が実質的に制定される前に、議員が4月22日に召集され、知事が推奨する非犯罪化法案の変更点およびその他の法案の変更を検討する必要があります。
ノーサム知事の修正案がそのまま変更なく反映された場合、法案は彼の署名を必要とせずに正式に制定されます。
大麻法の改正を推進しているバージニアNORMLは州知事に対し、法案に緊急条項を追加して、その条項を直ちに有効にするよう要請することを求めていましたが、知事からのアクションがなかった為、予定通りこの新しい法案は7月1日に発効する予定となっています。
References:Marijuana momenttなど / written by Kyle Jaeger